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思考はどこへ移動したのか: AIを使うと、人間はバカになるのか 構造学

著者・作詞者
イチマル+
出版社・提供先
‎ Independently published
発行・公開日
2026年5月25日
ページ数・話数
‎ 368ページ
ISBN
‎ 979-8198583740
価格
3000
AIを使うと、人間はバカになるのか。

本書は、この問いを出発点に、過去に「それをするとバカになる」と言われてきたものを構造でたどる本です。

小説、漫画、テレビ、ゲーム、インターネット、スマホ、SNS。

新しい道具やメディアが現れるたびに、人間は同じような不安を抱いてきました。

考えなくなるのではないか。

覚えなくなるのではないか。

集中できなくなるのではないか。

努力しなくなるのではないか。

自分で作らなくなるのではないか。

しかし、それらは本当に人間を一律に弱くしたのでしょうか。

あるいは、人間が考える場所や、身につける力の種類を変えてきたのでしょうか。

電卓は計算を外に出しました。

カーナビは道順を外に出しました。

インターネットは知識への接続を変えました。

スマホは記憶、記録、検索、発信を一つの端末にまとめました。

そしてAIは、言葉と思考に近い場所へ入り込んでいます。

AIは答えを出します。

文章を書きます。

要約します。

企画を出します。

相談にも返してきます。

だからこそ、「自分で考えなくなるのではないか」という不安は自然です。

ただし、本当に問うべきなのは、AIを使うかどうかだけではありません。

AIによって、人間は何をしなくなり、代わりに何をするようになるのか。

その出力を、誰が評価し、誰が選び、誰が責任を持つのか。

AIを使って考えなくなる人もいます。

AIを使って、より深く考える人もいます。

その差は、AIそのものではなく、AIとの向き合い方にあります。

本書は、AIを過度に恐れる本ではありません。

同時に、AIを無条件に肯定する本でもありません。

過去の「バカになる」の歴史をたどりながら、AI時代に人間の思考がどこへ移動していくのかを考える一冊です。

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